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DATE:2019.02.09 / WRITER:nullpe

データから見るPatch7.21

7.21が始まって1週間が経ちました.

若干ではありますがHeroの顔ぶれが変わりました.PubではLifestealerやLegion CommanderといったStrength Heroが増えた印象があります.

強いHeroであったり,試合展開などはDota Playerの皆様ならある程度把握していると思うので,今回はデータでPatch7.20と7.21を比較してみたいと思います.

今回は7.20で行われた大会であるChongqing Majorと7.21で行われたDream League11の地域予選のデータを比較します.

今回使用したデータはdotabuffのChongqing MajorのPick and BanDream LeagueのPick and Banを使用し,まとめたものが7.20-7.21 Dataになります.

またHeroのBuffやNerf,Rebalancedについては,gamepedia Version_7.21を参考にしています.

 

1.Chongqing Major

まず初めにChongqing Majorのデータを見てみましょう.

Pick Rateの上位10体中7体がPatch7.21においてNerfされ,3体がバランス調整されています.特にLichが全体の5.11%,Grimstorokeが4.26%,Earth SpiritとTuskが3.83%と上位10体が3%を超えるPick 率となっています.Patch7.21における調整別Hero Pick数を見てみると,NerfされたHeroが最もPickされており続いてRebalanced,Buff,無調整となっています.

Chongqing Majorにおける7.21調整別Pick数(棒グラフ)

 

Chongqing Majorにおける7.21調整別Pick率(円グラフ)

 

またPick率の上位10体のHero達はBanにも5体入るなど7.20において強いHeroであったことは間違いなく,Ban率の上位10体中6体がNerfで3体がRebalamcedされています.

NerfされたHeroはPick Rate36.9%,Ban Rate37.7%と非常に高くなっており,Patch7.20は強いHeroが限られていたように思います.

 

2.Dream League 11

そしてPatch7.21が当たった後に行われた最初のPro Circuitの予選であるDream League 11.

ここでNerfやBuffの影響がでるのか,と思いきや決してそんなことはなく,Pick率の上位10体中5体がPatch7.21でNerfされたHeroであり,4体がRebalanced,1体が未調整という結果に.Banにいたっては6体がNerf,2体がRebalanced,2体が未調整となっています.Patch7.21における調整別Hero Pick数を見てみると,Chongqing Majorの時よりもNerfよりRebalancedされたHeroが最もPickされた形になります.

Dream Leagueにおける7.21調整別Pick数(棒グラフ)

 

Dream Leagueにおける7.21調整別Pick率(円グラフ)

 

3.Pick,ban Rateの推移

それではChongqing MajorとDream Leagueのデータを比較していこうと思います.

PickされたHeroは基本的にNerfやRebalancedされたHeroが多いですが,全体的な割合から見るとそのHero達はChongqing Majorの時に比べて減少傾向にあります.特にNerfされたHero 14体のうち11体がPick率を落としています.最もPick率を落としたHero 10体(Ioは7.21でChaptains Modeから除外されたため除いています)のうち5体がNerfされたHeroで,3体がRebalanced,2体が無調整となっています.特にChongqing MajorでPick率1位のLichはDream Leagueで4位となりPick率は-1.93%と最も減少しています.2位のTuskは14位でPick率は-1.85%と減少率は2位,3位のGrimstorokeは8位でPick率は-1.85%と減少率は3位と大きくPick率が減少しています.

7.21でNerfされたHeroのChongqing MajorとDream LeagueにおけるPick率

 

Dream Leagueで最もPick率を下げた10体のHero

 

反対にDream Leagueで最もPick率を上げたHeroがいます.それがLifestealerでChongqing Majorでは0.00%のPick率だったのに対し,Dream Leagueでは2.02%と大幅にPick率を上げています.PubにおけるPick率と勝率の増加に見られるように,Pick率,勝率ともにProシーンでも評価されているようです.またShadow DemonやEmber Spirit,Chaos KnightといったHeroもPick率を上げており,Buffの恩恵を受けていることがわかります.

Dream Leagueで最もPick率を上げた10体のHero

 

全体としてみると,Dream LeagueでPick率を上げたHeroは全部で69体.そのうち34体がBuffされたHeroで28体がRebalanced,3体がNerf,4体が未調整となっており,BuffによってPick率が増加したことがわかります.NerfされたHeroのうち4体は1%以上Pick Rateを落としており,割合としては前回強かったHero達はPick率が減っていることがわかります.

またBan Rateについても,Chongqing MajorよりもBan Rateを落としたHeroは36体おり,内9体がNerfされたHeroとなっています.

 

4.まとめ

まとめとしては,7.21で調整はされたものの基本的にはHeroの構成は変わりませんでした.

しかし全体的にはPickされるHeroは増えており,7.20で見たHero達は若干Pick率が減ったことでBuffをもらったHeroがPick率を大きく上げて活躍しています.

またBanに関しても

 

本日,日本時間21:00からjapandotaleaguetvにてJapan Dota League Season2の開幕戦が行われます.

日本におけるPatch7.21が始まって最初の大会となります.各チームのPatchの研究成果が見られると思います.

ぜひ皆さんご覧ください!

 

あとNullPEのtwitchで副音声配信をやる予定です.特別ゲストを呼んでゆるい感じでJDLの試合配信をする予定です.よかったら見に来てください.

 

ほなまた